■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (25)


写真 「晩白柚」=ばんぺいゆ と蜜柑の衛星たち 2006.2.18


         黒の回想 わが俳句遍歴 (25)

 6・7(土)--つゆの霽れ間  つづき

戦後間もない頃、『北風列車』の一部を幡谷東吾の「幼像」(創刊号で廃刊?)に載せたら、俳人格者平

畑静塔は

「涯子の苦痛は解るが作品は、まるで俳句の骨法を心得ていない」と評した。

なるほど俳句の骨法かとも思ったし、今から十年程前、今は亡き三谷昭と佐世保で食卓を同じうした夜、

「静塔の戦後の変貌がぼくには解らないもですが」とぼくが云いだしたら三谷は「ぼくにも解りません」

とぽつんと答えたことがあった。

昔の「京大俳句」の分身のような現在の季刊誌「三角点」は、それに載っている静塔の文章もろとも今も

ぼくは愛読している。

そして仁智栄坊の存在を心ひそかに祝している。栄坊の戦中の作品「アラブの太鼓」の一連、句そのもの

は忘れてしまってたどり得ないが、あの太鼓の暗い響きは今も耳朶深くその響きが残っている。

その句深沈としていて、

「リトノビフは葡萄酒じゃないぞ諸君」の比ではあるまい。栄坊よ、もしこの雑文が目に止まったら、あ

の「アラブの太鼓」の一連を僕に教えて欲しい。

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  1. 2006/02/20(月) 08:07:18|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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