■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (27)


写真 「くちなしの実」 2006.2.9   




         黒の回想 わが俳句遍歴 (27)

6.15(日)--つゆの霽れ間  つづき

 昭和三十年、鹿児島の俳人詩人たちによって建てられた、この無季俳句の金字塔は1メートル×2メー

トル余りの黒の方形であった。


 ペンが進まず、夜になった。

 句碑の裏面の文が解らなくなったので、福岡の一柿に電話で教えてもらったり、ペンは仲々走らない。

黒の回想の(一)のウサギ小屋が(二)でうさぎ小屋に昇格したのは六畳と三畳と続いた日本間の庭に面

した縁側を二間(けん)に一間の広縁に建て増したからだ。

ぼくは机の周りを文献や何かで一杯散らさねば文章の書けない男だ。

その広縁が差当りその散らかし場所。


 蛙もこおろぎも鳴きやんで、もう午前一時半一両日中に鳳作の部は是非書きあげたい。

 煙草の吸い殻の山を横にした<鈍行の涯子>。

 ぼくの書棚には今まで鹿児島の形象社発行のポケットサイズの『篠原鳳作句文集』だけしかなかった

が、ごく最近、大阪の前田秀子さん(鳳作夫人)から沖積舎発行の美本『篠原鳳作全句文集』が贈られて

来た。川名大、坪内稔典の労作だ。

  
 その栞には、横山白虹、飯島耕一、高柳重信、前田秀子が文章を書き、巻末には 川名大が文章を書いて

いる。鳳作のことは、「形象」の特集、「俳句研究」の特集、山口聖二もぼくらの「鋭角」の前身「俳句基

地」の昭和三十七年から三十八年に七号にわたり「篠原鳳作の研究」を載せたし、もっと以前にかえる

と、昭和十四年年、五年頃僕自身大連で「新興俳句に就いて」ラジオで二回放送したことがある。(勿論

そのころテレビは無かった)

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  1. 2006/02/26(日) 07:54:23|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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