■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (33)


写真 「葱坊主」 2006.3.8  Kさんの畑にて



            黒の回想 わが俳句遍歴 (33)

7.19(土)20(日)      「天の川」

 記録的な長い梅雨がやっと終わって、青空に断片的な綿雲や、
紗のような薄雲が

そしてその紗雲の中に純白な櫛形の月が見え、庭の一隅に、

浜木綿よりももっと尖鋭なイスメネの花が咲き、夏だ。


鹿児島の矢住凉から送られた焼酎をオンザロック風にして独り飲み、

サボっていた回想録を続けねばと机に向かうのだが、
この焼酎をのんでいると、

鹿児島の田舎まで、イモ、コメ半々の焼酎造りを習いに行き、こちらに帰って、

小さかったが赤レンガの麹小屋をたて、大納屋に二石入りの瓶(カメ)
二十個位を埋め、

その端に赤レンガの煙突を立て、・・・・・などをしていた壮年の父を想い出す。

彼は養子であった。


近衛兵のとき日清の役で北白川ノ宮に率いられて台湾に遠征し

日露の役では応召して奉天大会戦を戦い

上官に楯ついて金鵄勲章をふいにし、ギャンブル好きで、

又反面信心深くて真宗の門徒総代を町でしたり、

阪口になる前の姓は唐津に多いらしい三根というのだがその三根時代のことは

漢籍を可成り勉強したことの外は殆んど話してくれなかった、

ぼくの幼いころ長崎の三菱に勤めていたその兄(ぼくの叔父)と二人の子供(ぼくの従姉兄)、

その姉の方がぼくの家にある夏脚気の療養に来ていたこと(あと病死)、


従兄の方が京都に移って、あと音信が絶えたこと、などで父方のルーツは今は全く解らない。

この文章を書き了ったらよく調べてみることにしている。

人間ひとたび老いれば、なぜこんなにおのれのルーツを捜したくなるのであるか。

れんめんとつづく無名の血統のもとが或いは朝鮮半島にあるとしても・・・・・。

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  1. 2006/03/10(金) 08:10:34|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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