■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (43)


写真 「茱萸の実の提灯行列」 2006・3・21 フラワーガーデンにて

●茱萸の名は「ナワシログミ」だそうです。yasukoさま特定ありがとう!


           黒の回想 わが俳句遍歴 (43)

7.27(日)  つづき  

以上第二句集『雲』を経て、その後一柿は「天の川」の口語自然律運動の波をさけて、
短詩運動などと、ぼくがながい作品を書いていた時代と略同じ時代に、一柿は一柿自身の
苦い経過をたどり、第三句集『炭都祭』では筑豊炭田の亡びをうたい

         炭都祭テレビがうつす雨もる家

第四句集『凡夫』では、曼珠沙華墓穴はとおい山にあり

 とすでに己れの墓穴をのぞいている。一柿七十才。最近「鋭角」誌にもぼくは北垣一柿論を
書いたことでもあるし一柿の項、後半をここでは割愛する。


この一柿も次に書く片山花御史も「吉岡禅寺洞」という一本を近々書きおろすやに聞いて居る。

ぼくはその愛読者に止まるより外ないが、御両所とも、ホトトギスを除名されて新興俳句の
大御所めいた存在になり、それにあきたらずして口語自然律、自由律へと

生涯のエネルギーを俳句求道の一ランナーとして消耗しつくし、そして蕩児のごとく
「天の川」のために全私財をなげうった 吉岡禅寺洞のその孤高の生涯を書いて欲しい。

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  1. 2006/03/30(木) 07:27:11|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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