■阪口涯子の俳句

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■ 北上し氷花の街の人にあう■涯子


写真 「著莪群生」 2006・4・29   三竹にて


    阪口涯子の第一句集『北風列車』を転載しています。昭和13年、涯子36歳からの10年間の

   俳句作品です。若き医師、涯子30歳からの満州時代は、このようにして書き残されています。

               *ーーーーーーーーーーーーーーー*



      『 北風列車 』   阪口涯子作品集 ⑦ 全作品332句 にNOをつけて順に掲載しています。






  Ⅰ 石の野原             昭和14年
                                       
                          
        丘にて (一)  凍都 


27    北上し氷花の街の人にあう


28    ビルのもとけものの息もみな凍る


29    サラリーマン氷花の窓に黒くおかれ


30    燻製魚食む都市ふかく凍つる日の    


31    曠野なり採氷を青く角に切る   

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  1. 2006/05/01(月) 07:00:22|
  2. ■ 『北風列車』 阪口涯子第一句集
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