■阪口涯子の俳句

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■苦力の子母の肩なる荷をなぐさめ■涯子


写真 「ケールの花」 2006・4・30  うちの畑の美ケール





      『 北風列車 』   阪口涯子作品集 ⑧ 全作品332句 にNOをつけて順に掲載しています。



  Ⅰ 石の野原             昭和14年
                                       
                          
        ●駅にて (一)  


32    苦力の子母の肩なる荷をなぐさめ


33    巻ぶとん並べ税吏の指をおそれ


34    巻ぶとんの古きからくさ目にしみる


35    満州紙幣あつし一枚の切符買われ    


36    苦力群れ曠原北に乾燥せり


         *ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー*

  ■5月7日 nora注記 園橋さまと「巻きぶとん」研究をしていましたが、昨日会った中国通の俳句仲間から
                詳しい情報が入りましたので追記します。その友人O氏は、8日大連に行くそうです。

  ●苦力・・・現在も存在し、呼び名は「民工」=みんごん。に変わっていて、一番低い賃金労働者。  
         四川省など、貧しい農村から、一家で出稼ぎに出ることもあり、寝泊りする場所は
         ①駅の外 ②工事現場や、建築現場の中。など、野営に近い生活。
 
  ●巻きぶとん・・・現在も、そういう生活の必需品で、汽車で移動の時、敷布団を巻いて、汽車の中に持ち込
             むことも普通。 掛け布団は無く、あっても毛布ぐらいで、防寒着を着たまま寝るそうです。
             たまに子供をつれた民工もいるとか。



  ■5月11日 再追記  中国通O氏とnoraの「苦力」の会話を側で聞いていたUさんから、今朝、ざっと
                下の様な情報をもらいました。

  ●苦力(クーリー=語源・ヒンディ)・・・もともとインドを植民地にしたイギリスの「東インド株式会社(?)」が、
   奴隷化した労働力として始まって、支那にも進出したイギリスが、同じように、クーリーを苦力に置き換え

   使ったのが始まりとか。辞書大好きUさんは、サンスクリット語文法の勉強をしていたことあり。
   インドにはちとうるさいんです。
            

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  1. 2006/05/03(水) 07:58:06|
  2. ■ 『北風列車』 阪口涯子第一句集
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