■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (68)


写真 「薔薇」 2006・5・16
   近所の垣根にて(涯子さんは薔薇愛好家でした。)





   

 黒の回想 わが俳句遍歴 (68)


11・9(日) 曇  つづき

 「天の川」 が無季俳句・新興俳句に移行した頃からの内田慕情の作品を少し掲げよう。①

   
          五月富士艇庫の徽章光もちぬ    (昭和9年)

          五月富士水車は高く水玉を

          水禽のはらゝふむ日に五月富士

          雪解の鬆光おこしぬ不二ヶ峰は


             女身解剖              (昭和10年) 

         太陽と正し鼻梁と陰隆く

         太陽に甘藍色の屍斑は甘く

         桐咲けり患なき腑のいろしづか

         桐匂ふこゝろ学園の徒にかへり

         遠嶺の日照し灼けつゝ刀措きぬ

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  1. 2006/05/21(日) 06:51:15|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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