■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (69)


写真 「宙吊りのヒメウラナミジャノメと蜘蛛」 2006・5・9 散歩コースにて

 


          

 黒の回想 わが俳句遍歴 (69)


11・9(日) 曇  つづき

 「天の川」 が無季俳句・新興俳句に移行した頃からの内田慕情の作品を少し掲げよう。②


              進水             (昭和14年)
 
        巨きマツス動かず人は潮は満ち

        グリス走りぐんぐん巨き艦走り

        グリス輝り艦の産道の朝としぬ

        グリス燦と唄へり海国の空へ唄へり

        グリス燦と青き穹隆今は盛る
   
            (グリスは進水のときの滑剤なり)



            羽田の感触

        さんらんと着陸きらんまんと目は涙

        五万キロ飛んで来た脚だよいなご

        こんな大きな扉により天のはたてを見る

        地平線黄色い原とはなやげる

        軽金属の黄色い雲の香を拭ける

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  1. 2006/05/23(火) 08:01:00|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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