■阪口涯子の俳句

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■風に吹かれいる瑠璃や黄いろの古屋根よ■涯子


写真 「マンネングサの一種」 2006・5・25 近所にて


  

   『 北風列車 』 21 




 阪口涯子の第一句集『北風列車』を転載しています。昭和13年、涯子36歳からの10年間の
 俳句作品です。若き医師、涯子30歳からの満州時代は、このようにして書き残されています。

               *ーーーーーーーーーーーーーーー*


      『 北風列車 』   阪口涯子作品集 (21) 全作品332句 にNOをつけて順に掲載しています。

  Ⅰ 石の野原             昭和15年
                                       
                          
         ●北京
       


93     風に吹かれいる瑠璃や黄いろの古屋根よ


94     風に吹かれいるこれはにんげんの古顔か


95     朱の壁が時がざらざらくずれいる


96     乾隆のモナリザが棲むあおい玻璃絵


97     向日葵がびっしり頭垂れひとに似る


98     それはお話さとこたえるは父のくせなり

 
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  1. 2006/05/30(火) 08:21:51|
  2. ■ 『北風列車』 阪口涯子第一句集
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