■阪口涯子の俳句

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■スケート靴かかえ風雪泣くほかなし■涯子



  写真 「京鹿の子」 2006・6・10  真鶴半島・シュウラさんの鉢植え 

   『 北風列車 』 30


 阪口涯子の第一句集『北風列車』を転載しています。昭和13年、涯子36歳からの10年間の
 俳句作品です。若き医師、涯子30歳からの満州時代は、このようにして書き残されています。

               *ーーーーーーーーーーーーーーー*


      『 北風列車 』   阪口涯子作品集 (30) 全作品332句 にNOをつけて順に掲載しています。
  Ⅰ 石の野原             昭和16年
                                       
                          
          ●童女
       


134     かたかなの書き方もらい吹雪かるる


135     スケート靴かかえ風雪泣くほかなし


136     零下十九度烈風黒い瞳を吹きぬけ


137     桜草まだひらかない童女の壁



          ●童男


138     雪坂を童子の鋭声板にのり滑る


139     雪霏々と地からも湧くを板にのりすべる



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  1. 2006/06/17(土) 07:09:53|
  2. ■ 『北風列車』 阪口涯子第一句集
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