■阪口涯子の俳句

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

●黒の回想 わが俳句遍歴 (98)


写真  百合の一種  2006・7・17  開成町にて 

           

黒の回想 わが俳句遍歴 (98)・・・・・・・阪口涯子

      
1981・1・17(土)  雪時 つづき

戦後の「長い口語俳句」のことを書かねばならぬが、その前に一寸と一休みしたくなった。

      アロン ⑯

 「日本の憲兵隊長の跡がゲーペーウーとはよく出来てるネ」
などと洒落を言います。

運転手の水兵が煙草をくわえてると自分のポケットからライターを出して点火する。
運転手は平気でくわえ煙草の口を突き出します。

 「職制あって階級なし」

と私たちは屢々聴かされた、その国のきらびやかな言葉に過ぎぬかも知れませんが、
私は日本軍隊に見られなかった和やかな風景に目をみはります。

私は尋ねます。

「イワノフさん、医者は労働者のうちですか?」

「勿論、労働者です。併し・・・・・」と一寸間をおいて、

「インテリジー」

と彼は答えます。

智能労働者(インテリゲンチャ)の意味でしょうか。

私は何もイワノフ大佐の(その人は浦塩にいけば或いはマカロフ大佐であるかも知れない)
マルクスの弟子に成ろうというわけではありません。

「労働者の生命財産は保証する」

との当時の布告の意味を自分自身質してみたかっただけなのです。
スポンサーサイト
  1. 2006/07/21(金) 06:58:51|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<■凍海の銀さびわたる野を愛す■涯子 | ホーム | ■ちよろずのかなしみの雪ふる島あり■涯子>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://k575.blog.fc2.com/tb.php/172-cdacac54
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。