■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (103)


写真   ポーチュラカ  2006・7・28  近所にて 
  


           

黒の回想 わが俳句遍歴 (103)・・・阪口涯子

      
1981・1・17(土)  雪時 つづき

戦後の「長い口語俳句」のことを書かねばならぬが、その前に一寸と一休みしたくなった。

      アロン (21)

 大連、たかが植民地的風景にすぎぬ道路や建築や軽工業製品や
殊に埠頭の雄大さなどに就いて、彼らはヤポンスキーの文化(クルツール)に三嘆致します。

「クルツール」「クルツール」口を開けば「クルツール」です。

日本文化に栄光あれ!


殊にアロンの日本好きに到っては狂(マニヤ)の域に達すると申しても過言ではありません。
ある日のこと、浪速町で日本人がウイスキーを買ってる所にきあわせてた、

少し酒のはいった何とかスキー少佐は

「敗戦日本人のくせに生意気な・・・・・」というので、その日本人を蹴る殴る。

そこにアロン少尉が通りかかって、なだめても聴入れぬその少佐に

「俺が相手になる」と今度は逆にその少佐を引っぱたいて

日本人を逃がして終いました。

併し、アロン少尉はそのためソ連憲兵隊に捕まり上官軽蔑の罪に問われてしまいました。

「可哀想にアロンさんもシベリヤ行きらしい」

と私たち話しあって居ましたら三日程経った早朝アロンは私の家に飛び込んで参りました。

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  1. 2006/08/01(火) 07:07:46|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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