■阪口涯子の俳句

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●黒の回想 わが俳句遍歴 (104)


 写真   夜のひまわり   2006・8・1  近所にて



           

黒の回想 わが俳句遍歴 (104)・・・阪口涯子

   
1981・1・17(土)  雪時 つづき

戦後の「長い口語俳句」のことを書かねばならぬが、その前に一寸と一休みしたくなった。

      アロン (22)

 コーリャとメリーと私とその晩は私の家で出所祝いなのです。

アロンは酒はいけないのですが、その夜は流石に少し飲んで嬉しそうに上気しています。


皆の話を総合しますと、留置所内でアロン少尉はコズロフに会わせろの一点張りで
何を問われても返事をしない。

そしてこれは本場もののハンストをやった相です。

コズロフというのは総司令官の威風堂々たる中将なのです。


憲兵隊でも根負けして、彼を中将の前に出して呉れました。

被征服民をいぢめるのはキレイでないと言う彼の言分をコズロフ中将は
微笑しながら聞いてくれた相です。


中将副官が別れ際に肩をたたいて、

「何うだタンクのアロン。このごろうまく行ってるかい?」


とこれもにやにやしたそうですから、アロンが日本娘と同棲していることも
上官には解っていたのでした。

(当時、ソ連将兵の他国民との結婚は禁じてありました。)

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  1. 2006/08/03(木) 07:55:28|
  2. ■ 『黒の回想・わが俳句遍歴』 阪口涯子
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